新年度の季節がやってきましたね。
新生活だったり、再チャレンジの人もいるでしょう。
割合で言えば、新しい道を歩む人の方が多い時期でしょうか。
進学や就職、転勤など、人生の新たなステージへと進んでいく。
中学を卒業した。
高校を卒業した。
大学を卒業した。
社会人になった。
これからの、自分の人生の夢や希望を胸に、軽やかに羽ばたいている事でしょう。
希望に満ち溢れた自分の未来を、イメージしている頃でしょうか。
おめでとうございます。
先に現実的な事を言わせてもらうと、ここからは挫折や葛藤が待ち受けています。
人生はそんなに甘くない。それは、変化というタイミングを迎えたからだ。
新たな学生生活や、社会に出ると言う事は、変化というリスクも存在する。
又、葛藤や違和感を感じることも、進学するよりも社会人に多いと思いますね。
なかには早い段階で、会社に行きたくないと憂鬱な気分になる人もいるでしょう。
※ここで言うリスクとは、単に悪い事だけでなく、
為替などで使われる振れ幅の変動性のことを言っています。
違和感
誰でも、これから頑張るぞ‼︎ と意気込んでスタートしますよね。
上手くいく人と、失敗する人、何だかモヤモヤする人がいるだけの話なんですが…。
失敗と感じた、モヤモヤを感じた人はラッキーだと捉えてください。
上手くいった人や、何も感じなかった人は、
あなたよりも遅いタイミングで、必ず悩みを抱える時が訪れるのだから。
あなたは皆の先頭に立っているので、その次の課題に取り組む事ができます。
親という存在がいて、自分が生かされていた事に気が付く季節ですよ。
自分の力で生きてきたのではなく、生かされていたという現実が見えてくる。
これが現実か?これが社会?って身をもって体感するのだ。
こんなハズでは無かった…。そう感じても、コレが現実です。
現実をどのように受け止めるかは、あなた次第ですね。
あなたの持つ力が、新転地で示されます。
あなたがこれまで培ってきた適応能力は、どこまで通用するだろうか?
スタート
入学式や入社式。
ここがスタート地点です。
最初はイベントに参加します。
つまり、最初に掛かる負担は無いのです。
イベントという、お祭りに参加します。
まあ、人生の節目ってやつですよね。
お七夜、お宮参り、お食い初め、お誕生日、桃の節句(端午の節句)
ダメジローのイメージでは、こんな感じですかね。
初日から、何かしらの重大任務は発生しません。
任務があっても、代表として選ばれて挨拶をするくらいでしょうか。
自分の身体を新天地の空気に慣らす期間になります。
新人教育、受け入れ教育(安全衛生)などの、受け身側のイベントが続きます。
最初が肝心
人は第一印象が大切です。
それは何故か?
あなたを見た相手は、ほんの数秒であなたの印象を決めます。
初頭効果と言いますが、相手から見たあなたの事です。
『カッコいい』や『可愛い』がまさにコレ。
これから先のあなたは、このイメージで決定されてしまうのだ。
繰り返しますが、特に最初の第一印象はとても大切です。
1:はっきりと、元気の良い挨拶をすること。
2:はっきりとした返事や応対をすること。
3:相手の目を見て話す。
4:言葉遣いに注意する。生意気、人間性を疑われたら論外。仕草や態度も同じです。
5:清潔で、不快感を与えない身だしなみをしているか。清潔感は必須です。
6:帰りの挨拶をする。これも重要であり、当たり前の事です。モゴモゴ言わない。
最初はこれで十分です。
日々、正しい挨拶と、正しく会話が出来ればOKです。
1に挨拶、2に挨拶、3に挨拶だ。
数日で挨拶も出来なくなるような輩もいるが、その時点で負けが決まっています。
※相手の反応がどうあれ、続けてください。(客観的に第3者が見ています)
緊張して多少パニクっても、誰もそんなことは気にしません。
大切なことは、そこではないのです。
調子に乗ったり、緊張して余計な事を言ってしまった…。
初日にやらかしても、挽回できますから安心してください。
※自分に非がある場合は、勇気と誠意をもって謝罪しよう。
あなたの思いは、相手に伝わります。
それは、考え方と熱意です。
あなたの思いが強ければ強いほど、それは相手に伝わるのだ。
羽ばたく練習
もし、自分が鳥だったらどのように羽ばたきますか?
野生の鳥が巣立つ時、飛べなければ待つのは死です。
ただ運の良い事に、あなたは鳥ではありません。
地面に落下しても、ゆっくりと歩きだすことができます。
これから時間をかけて、飛び立つための練習をすることができるのだ。
基本的に受け身側の扱いですが、徐々に自分の考え方を問われるようになる。
教えられたことを、教えられたように遂行する次のステップへ進んでいきます。
最初はどうにかなったとしても、その後は必ずミスをする時がやってくる。
教え側と、受け取り側には、認識のズレがあるからだ。
この時、あなたの姿勢が問われる。
・何が悪かったのか、相手にアドバイスを求める力。
・自分の無力さを認め、真剣に取り組む力。
・なぜ出来なかったかを考え、自分で修正していく力。
・それを自分のモノにする力。
上記は仕事だけではなく、
生きていくうえで必要な基本中の基本になります。
家庭内や学校で教わっていなければ、手遅れにならないよう覚えておいて下さい。
自分なりの飛び方を探す
日本という国は、家庭や学校でも巣立ちを意識した教育はしません。
教えるのは正義思想と勉強です。
ですから、上手に飛び立てるかどうかは、その人の運にもよるのだ。
学校や会社など、行き先の環境が大きく人生を左右します。
そこからどのように道を切り開くかは、自分しだいなのです。
外の世界を教えることはないのだ。
厳密には、外を教えられる人が少ないと表現しておきます。
言い方が悪いですが、その時が訪れたら社会に放り出される。
自分でどうしたら良いのか判らず、ひたすらその環境で頑張ることになる。
(人間社会なのに、なぜかココだけは野生に近い)
全力で翼をバサバサ動かすのも良いし、自分のペースでパサパサするのも良いだろう。
その翼は強制的に動かせ‼︎と指示があるかも知れない。
今の時点で必要なことは、感覚を掴むことだと思います。
求めれれていることを、ポイントを押さえてやり抜く感覚というか。
自分の居場所を確保するために、出来るだけ早く感覚を掴む必要があるからだ。
これを適応能力と言います。
※社会に出た新人向けの記事なので、ココまでにします。
飛べない時
自分の中で何かが違うと感じ、そこから抜け出せない。
現状の課題や問題を解決してまで、自分の進む道ではない。
そのように答えがでたなら、もちろん人生のレールは一つではない。
それを追い求めるのも人生。
新たな夢を追いかけるのも人生だ。
重要なことは、その先を見ているのか?です。
何となく『嫌だから』では、話になりません。
嫌だから=自己能力不足だけの可能性があるからだ。
※『嫌だから』の場合は、その理由によります。
(嫌なことから逃げ続けるリスクを理解できていれば問題なし)
新転地で挫折し、絶望を覚えたなら、人間は立ち止まる事ができる。
野生で生きているわけではないので、これからを考える時間がある。
色々と考え、物事を整理し、次の目的地に向かって歩き出しましょう。
飛び立つタイミングを誤ったなら、次の大空を目指そう。