肉体の場合、痛みや傷を伴う怪我は分かり易いですね。
それが疲労であれば、肉体的なストレスになります。
物理的な怪我や傷を治すには、絆創膏から手術まで治療の幅がある。
栄養、睡眠、安静。
薬などを摂取することもあるが、最終的には自己の治癒能力(体力)になります。
精神はどうだろうか?
精神の場合は物理的に脳を損傷するか、精神崩壊が怪我の領域になる。
既に傷があるなら治療が先だし、ここで言う疲労がストレスです。
この疲労に対して、肉体も精神もコンロールが重要なのは先の記事に述べた通りですが、
もう少し理屈を知っていると考え方に違いが出るのではないだろうか。
・気がかりな事がある。無駄に心配してしまう。ひたすら悩んでしまう。
・ずっと根に持つ。頭の片隅からはなれない。トラウマなんかもそうですね。
上記は精神にストレスがかかる状態です。限界まで進行すると傷になる。
対処法はストレスを溜めないようにするか、ストレスに対処するかです。
ストレスを溜めないという事は、ストレスの原因を解決することです。
ただ、解決するには、その原因を乗り越えるための実力が必要だ。
現時点では実力が不足しているはずです。だからストレスになる。
※自己成長してストレス耐性を付ける‼︎ なんて情報もあるけど時間の無駄だと思う。
多少なりともプラスにはなるだろうけど、今からそれを取得するには時間がかかり過ぎます。
又、もしそれが自分の不得意なジャンルだとしたら、自分の術にできない可能性もある。
何かでストレスを発散できる人、あまり気にしない人はストレスに強い。
でも実際には、そんなに上手くいかないから疲弊するわけで。
発散できる人というのは、
真剣に捉えていないか(受け流す、そもそも真面目に聞いていない)、
切り替えができる(どうでもいいので忘れよう)。ということだ。
又、日頃から自分に余裕を持たせていれば、ストレスに対する余裕の幅も広がる。
その理由付けとして、キッカケとして、何かで発散と言っているのだ。
他人の話を真に受けない(アダルトチルドレンは苦手)、
食べる、洋服を買う、旅行に行く、欲しいものを買う、趣味など人それぞれ、
内容によっては浪費にも見えますが自己コントロールしています。
コントロールしようと、意識を切り替えようと行動しています。
意識を切り替える手段、自分が楽しく夢中になれる方法を見つけることができればよいのです。
一方では、それが無理な人もいます。
精神的ストレスに、対応する知識や能力が不足している。
その場合は、ストレスの原因から可能な限り離れること。
同時に自分と向き合い、自分の行動に責任を持つ。
その思考は、自分を助けることになる。
なぜなら、自分が原因のストレスにだけ対処すればいいのだ。
・嫌いな人がやってきた→さりげなくその場から離れる。真面目に受け答えをしない。
(相手の話を真に受けず、受け流すというのは、セルフコントロールの基本である)
※人付き合いが上手いに越したことはありません。人間性が高くて困ることもない。
ただし、それは今すぐにやるべき事でしょうか? 自分に必要な優先順位を把握しましょう。
今がもう限界なら、それは後回しにするべきではありませんか?
後に回しても、今の貴方に、それ以上の見返りがありますかね?
苦手としている人がいるなら、今は合わせているフリだけで問題はないはずだ。
・仕事が辛くて限界→何が限界なのかを明確にし、配置転換や転職も視野に考える。
(休養が必要な状態なら、退職を視野に入れるのも手法)
ただ辛いとか、楽しくないとか、それが理由だと永遠に問題は解決しません。
転職しても、また同じことを永遠に繰り返すことになるでしょう。
何が辛いのか? 何が限界なのか? 自分は何を求めているのか?
自分の中の葛藤、自分の課題や問題は何なのか? を先に自問自答しましょう。
・お金がない→生活水準を下げる覚悟をする。そして資格やスキル習得に向け学ぶ。
その術を習得できそうな会社に就職するのも手法。
人と同じ事しか出来なければ、それは同じく誰にでも出来る事になる。
何かしらの自分の武器〈スキル〉を持たないと、自分に優位性は存在しないんだ。
これが現実社会の構造です。
※人生には耐える時間も必要です。何も苦労しなければ、今後に得られる幸せも微々たるもの。
その耐える時間が無駄にならないよう、次のステップに繋がるよう目的を明確にすること。
【ポイント】
ストレス対処の基本は、ストレスを回避することだ。
先に述べたストレスの発散方法、溜めない方法というのは二の次の考え方になる。
自分で、ストレスフリーな環境を構築していくことが重要である。
自分なりに回避する術を身につけないと、ストレスを無限に受けることになる。
その結果、自身の許容バランスが図れず、余裕がなくなったり、悩みに繋がる危険がある。
(適応障害や鬱病という、医学的な治療が必要になる)
セルフコントロールとして、日頃からストレスを意識してコントロールしましょう。
・ストレスから距離をとる。
・ストレスを排除する。(トラウマなら自分と向き合い、その原因を解決する)
・ストレスから逃げる。
・ストレスを潰す。
繰り返しますが、嫌いな人から離れる、極力関わらないという手法。
仕事なら最低限の線引きをする。ストレスを直接相手にぶつけて溜め込まない。
可能であれば、やられたら、やり返すという意思表示も手法だ。
パワハラを受けているなら、証拠を積み重ねて準備すること。
(動画や音声が理想的だ。加えて日時や内容を記録しておく)
証拠があれば部署の異動や、相手への制裁手段にはなる。
※突発的、感情的には動かないこと。
退社する覚悟があるなら社外の弁護士や労基、支援団体などの意見を仰ごう。
社内のホットラインは特に注意が必要だ。情報が筒抜けの場合があるからだ。
困っている時ほど、社内の人間を安易に信用しないこと。
又、会社を訴えて勝てる場合もあるが、その後は必ず報復がくるので、
最終的に、本当の意味では会社には絶対に勝てないという事を理解しておこう。
訴えるなら、会社を辞める覚悟が必要だ。
健康面やお金もそうだが、自己管理の領域になる。
何の問題も発生していない時は調子が良いが、何かが崩れると精神的にも不安定になる。
そういう意味では、やはり日頃からのリスク管理が重要だと思うのです。
自分に足りない能力があり、それで困るものを明確にして、最悪の事態を回避できる状態
にしておく事が、ストレスの低減に繋がることは言うまでもありません。
(常に自分に余裕がある状態にしておくことが重要)
この環境整備は、他人任せでは築けない。
自分の人生。自分で整備することが、自立している大人の考え方だ。
【ストレスの対処が出来てきたら、次の思考ステップへ】
精神的ストレスは乗り越える事、乗り越える術を身に付ける事で、
これから先の選択肢が広がっていきます。
精神は強さを得て、様々な状況を乗り越える力として蓄えられていく。
なので、乗り越えれば自分にプラスになる価値があるものと、
何の価値も無い不要なストレスが存在します。ここの見極めは経験が必要な部分です。
つまり、ストレスに勝つ事と逃れる事は、利点が紙一重の関係になるのだ。
ストレスは、自分を成長させるチャンスでもあるということ。
失敗はストレスになるが、自分が成長するチャンスでもある。
失敗という経験をどのように受け止めるのか。
人生では、この失敗というストレスをどう活かすのか?
が、とても重要になる。
そこで、
『今ここで踏ん張る必要があるのか?
踏ん張ったら、自分の術になりそうか?
これ以上踏ん張れないのか? その価値はありそうか?』
を、もう一度よく考え抜いて下さい。
そして、自分で決断したら行動に移しましょう。
ちなみに、ダメジローは仕事でスキルを得るまでは踏ん張りました。
培ったスキルが、後々に活かせると考えていたからです。
・ヒーロータイプは頑張り過ぎないように気をつけましょう。
・ロストワンタイプは頑張れる範囲内でストレスを乗り越える意識を持ってみましょう。
ここは経験値なんで、対人関係でも同じ事が言えます。
自分が永遠に我慢するのではなく、どのように改善させるのか?
を冷静に戦略を立て、対応スキルを磨きます。
若い時の苦労は身になる。
そのような言葉があるが、確かにコレは事実だ。
だが、先に述べたように、その苦労が今後に役に立つ場合の話です。
(今後に活かせない苦労は、何の価値もない無駄な苦労ということ。見極めが必要。)
加えて、どうせ苦労するなら若い時の方がいいです。
それは単純に無理が効くからであり、体が若く健康な人の話です。
歳を取ると寝ても回復せず、怪我のリスクも上がる。
歳を取ったらダメということはないですが、若い方が有利であることに違いありあません。
苦労とは様々な面で、人を成長させます。
難しいのは、その苦労が今後に役立つか? を判断する事だと思う。
決断後の成功も失敗も、今後の経験値になります。
だから失敗しても悲観しない、恐れる必要もない。
ここでの傷は時間と共に癒えます。
そして実力がつけば、過去の笑い話になる。
自分で決めた道です。
自分を信じて前に進もう。
そうして、自分の道は拓いていくのだ。
