ACの運命と宿命

『人生』あるある



今回は『運命と宿命』という言葉を記事にしてみます。
よくある話なんですが、ダメジロー目線で…。

なぜこの言葉なのか?
というと、その言葉のニュアンスにチョット引っかかるから。
厳密には、その言葉に引っかかりを覚えたという、昔のトラウマがあるからだ。

先に結論を言えば、自分をどのように納得させるのか? 
という口実にすぎないと思う。
だって、そんなものはどうでもよくないですか?
運命と宿命があったから、それで何ですかね?

上記には逆らえないのものなのか? 
それが自然の摂理なのか?

運命と宿命に振り回された、
アダルトチルドレンに未来はあるのか?



運命の定義

結論:自分の意思に関係なく、生まれた後に良い事も悪い事もおこる事象を言う。
つまり『生まれた後に決まる』ことを言う言葉だ。

・自分の進路を決める
・自分の務める会社や、仕事の内容を決める
・自分の友人を選ぶ
・自分が何かを購入する

まぁ、子供(幼少期)の環境なら宿命とも言えるでしょうね…。
ただし大人になれば、宿命とは全く異なるニュアンスになるものだ。
不可抗力や天変地異とも少し違うような気がする。
例えば、川の氾濫や土砂崩れで家が崩壊したりする。
自然相手だと、事前に全ては理解できませんが、そのリスクを見落としたと言えます。
※情報社会である現代なら、自分の行動でその情報を手にすることができる。


基本的に運命とは、勝手に決まったのではなく、決めているのは自分だということだ。
その学校、その会社、その仕事内容、そのやりたくない事を選択したのは自分ですね?
そして、行動しているのも自分ですね?
その結果として、今後の自身に訪れるリスクがどのようなものになるのか?
色々と考えて調べれば、ある程度は逆算できるはずなのだ。
これはトレードオフの関係になる。

・物事が上手くいかない。
・努力が報われない。
・チャレンジしても失敗する。
自分に都合が悪くなると、これは運命だ‼︎ などと言う人がいる。
…いやいや、それは自分が決めたことでしょ?ってのがほとんどです。
上手くいくこともあれば、上手くいかないこともある。それが運命です。

つまり自分で選択し、行動しているんですよね?
運命とは、自分が判断した結果です。
要約すると、【自分の人生を、自分で決めている】と言える。
コレが運命だ。


宿命の定義

結論:生まれる前に、既に定められている。逃れる事も変える事も出来ない事象を言う。
つまり『生まれる前に決まる』ことを言う言葉。
※ざっくり言えば、天命もココの部類。

・生まれる家は選べない
・両親は選べない(ここは上司も当てはまる)
・男として、女として性を受ける
・生まれつきの病気や難病

例えるなら、
自分自身の要素をイメージすれば分かりやすいでしょうか?
国籍、人種、性別、素質、才能、身体能力、性格、容貌などがそうです。
生まれ持った美貌やスタイルというのは、恵まれた宿命でもある。

大富豪の家庭に生まれていれば、一生お金に苦労することはないでしょう。
生まれながらに経済的自由を手にしているため、働く必要もありません。
その反面、お金の価値、働く意義は別に学ばなくてはなりませんね。

理不尽と捉えている人もいるでしょうが、これが宿命というものだ。
その通りで、宿命とは自分には何の選択権も無く理不尽なものなのです。
理不尽で言えば、生まれた時代が有名でしょう。
現代の日本は戦争はしていませんよね。神風特攻隊に選ばれることもありません。

子供も大人も関係なく、容赦無く宿命は降りかかるものだ。
全てが勝手に決まり、自分が決める権限は無い。
原則、変えることはできません。


つまり自分に選択権や、行動権は無いのだ。
宿命とは、自分には判断権が無く訪れた結果です。
要約すると、【自分の人生を、自分で決められない】と言える。
コレが宿命だ。


運命も宿命も自分のもの

結局は運命だろうが宿命だろうが、命というのは自分のものです。
※先に書いたが、現代の日本は軍事国家ではない。
その命は自分のために使うことができるのだ。

特に宿命という言葉だけを真に受けて、自分に受け入れたとする。
それは終わりを意味し、終わりを覚悟するとも言える。
だったら、自分の意思で人生を切り開くことは不可能なのか?
もしもそうだとしたら、人間には夢も希望も必要ないのでは?
って、白黒思考が言っているのだ…。


母親に、コレがお前の運命だ‼︎ と罵られた時。
…そんなバカな。
自分の人生、そんなクダラナイ言葉では納得できない。
自分の命や人生を、そんな安い言葉で終わらせたくない。
自分の人生が、運命や宿命という言葉で決まるはずがない。

上記がダメジローが引っかかった昔のトラウマである。


実家を出てから、ダメジローの本当の人生がスタートしました。
試行錯誤しながらも、がむしゃらに働いて生きてきました。
そうして、自分なりに見えてきた答えがある。

運命とは、自分の結果だとダメジローは捉えています。
そこに辿り着くまでの自分の生き方が該当するもの。
つまり【選択+行動+判断=結果】になるわけ。
そうすると必然的に、結果=失敗が膨大に増えていくのだよ。
選択と行動と判断が多ければ多いほど失敗する。
※同じ失敗は繰り返さないで下さいね。

それは当たり前なんだが、正解を知らないから失敗に終わります。
失敗すると悔しいので、選択と行動と判断のどこかを次で修正します。
上記の繰り返しで、知識や度胸、経験値が身に付いてきます。
(選択力、行動力、判断力のバランスも勝手に向上する)
そうなると、正解率が増加してくる。内容によっては、正解も逆算できるようになる。
人生における運命とは、【選択+行動+判断=結果】の繰り返しではないだろうか?


宿命とは先に書いたように、自分に選択権のないものです。
一生、自身の生まれ持った個性と共存していかなくてはなりません。

この環境を踏まえ、人生の意義や意味、目的を見つけて歩んでいく必要があるのだ。
ただ、【環境・能力・性格】などは自身の行動で変えることが可能だ。
【習慣・適応能力・コミュ力・体型】と、変えられるものは沢山あるものです。
美容整形で容姿を変えることも可能である。
トランスジェンダーであれば、性を変えることも可能だ。
もちろん、そこに辿り着くまでの努力も必須。
これもまた、【選択+行動+判断=結果】による要素を含んでいる。


絶対的に変えられないものには【生い立ち・国籍・人種・両親・身長】などがあり、
これが正に、宿命と言えるかもしれません。




まとめ

昔と言ってしまえばそれまでですが、現代ほど社会は発展していませんでした。
だから、人は運命と宿命に翻弄されるしかなかったんだ。

現代では、運命や宿命という言葉は、己を納得させるための口実にすぎないと思っています。
現代社会では、そのほとんどが結果論を言っているからだ。
それらを覆し、自ら切り開くのが人生というもの。


なによりも、現代の日本は恵まれています。
時代が流れるということは、発展しているということだ。
様々なサービス、環境、情報、価値観も多種多様化している。
自分から手を伸ばせば、沢山の解決に向かう手がかりが見えてくるでしょう。

自分の人生、自分の信じるままに、これらを自身に活かせば良いのだ。
運命と宿命は、自分で【選択+行動+判断】すれば良いじゃないですか?
そんなに心配しなくても、結果は後から付いてくるから大丈夫。

現代社会とは、自身の考え方と行動で『道を拓ける』時代である。
上記はアダルトチルドレンにも言えることであり、
過去のトラウマを捨て、今日からは自分で道を拓くのだ。



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