車に求めるもの

息抜きネタ



車を購入したあとで、失敗した〜って思うのは辛いですよね。
すでに沢山のお金も使っているし、後悔しても諦めがつくものではありません。

車に限らず、世の事象には必ずメリットとデメリットが存在します。
以前記事にした、カメラにオールラウンダーは存在しないのと同じです。
全てにおいて完璧な車など、この世に存在しません。
何でもそうなんだけど、トレードオフの関係性があるからだ。

そんなわけで、
せっかくなんで極論ベースで書いていきます。
その方が判断しやすいと思うので。

外観や内装デザインを重視する

そのまんまですが、ほとんどがコレで決まるんじゃないでしょうか?
毎日使うものなので、自分がカッコ悪いと思う車にお金を出す人はいないでしょう。
なので、自分好みの見た目というのはとても重要な要素だ。
印象なんで、自分が好きな芸能人と同じこと。

現行車よりも旧車に惹かれる人もいます。人気の中古車はなかなか出回りません。
このボディラインが良い、この作り込みが良い…ってのもよくある話なわけで。
これカッコいいな、この車は可愛いなど。

高級感を求めるのも、収納などの使いやすさを求めるのも、個人の自由です。
外観上の高級感はデザインに加え、色と装飾である程度決まってきます。
存在感はサイズに直結していますが、内装は目で見て触わってみるしかありません。
ドアの開閉音や重さを気にかける人もいます。
又、各社の上位車種を超えるデザインや内装は、下位車種には使えないルールがある。
なのでその車の立ち位置により、外観も内装も使える範囲が決まっています。

ここで注意したいのが、現実的な使い勝手です。
携帯や荷物をどこに置くとか?
ココにスペースが欲しいとか?
雨の日に買い物したら、どのドアを開けるのか? 
バックドアを自動化するのか? 
などなど、ある程度イメージしておいた方が、後の後悔は少ないです。

ファブリックシートは見た目で安い。でも汚れも落としやすい。生地がべたつかない。
本革シートは見た目が良い。でも汚れには気を遣う。生地もベタつき、年数でひび割れる。
いいとこ取りはアルカンターラ。でも、本当にそこまで必要ですか?
アルカンターラの東レさんは、笑いが止まらないらしいですが。

まぁ、自分がその車のデザインを気に入れば、それで良いってことです。
ただデザインは購入後に変更できるものではないので、しっかりと考える必要があります。
ボディカラーも同じであり、購入後に全塗装は可能ですが、登録時と色が異なると
売る時に車の価値は無くなるという現実がある。


維持費(ランニングコスト)を重視する

排気量が多く、重量がある車は税金が高く、ガソリンも多く消費し、消耗品も高くなる。
いわゆる高級車と呼ばれる車が該当するわけです。
同じで、高級住宅も維持費は高いですな。ガレージも固定資産税が上がるし。

そもそも車は贅沢品扱いなんで、贅沢になればなるほど税金が上がります。
それを維持するにも、沢山のお金が必要になるものだ。これはどうにもなりません。

つまり現状で維持費がかからないのは、
軽自動車でグレードが低く、燃費の良いガソリン車が最強でしょう。
(EVは維持費データが乏しい。HVも最近の車であり、長期保有によるデータに乏しい。)
実際の維持費は不明ですが、回生、蓄電、バッテリー系を壊したらアウトだと思います。
今は最先端すぎて、故障部位や劣化からくる整備データの蓄積が無いのです。
※時代の流れはEVだが、その先は誰にも判らない。又、2024年の現段階ではドングリ状態だ。
世の1割にも満たないEVの話をしても、現状では根拠がなく無意味ということです。
逆に9割がEVの社会になったら、EVが最強ということなんだが…。
維持費は燃費だけではなく、トータルで考える必要があるで。

ディーゼルはオイルやカーボン問題があるので、絶対に安あがりとは言えないし。
電気制御を多く使用する車は、そのぶん故障部品も増える
電気系は故障時の修理代もかかるので、すでに構築されている内燃機関の実績が高いです。

新車なら3年保証が一般的だ。
点検パックに加入し、3年で乗り換えれば維持費は燃料だけで済む。
そうするとリセールが重要になってくるわけ。

長く乗るならば、消耗品以外は壊れない事が重要になります。
なので商業車ベースなどの、
先端技術や快適性を装備から外している車は、故障部品が少ないと言えます。
商業車の目的は快適性ではありません。そういうことです。
※例えば電動シートって必要かね? 一度セットしたらほとんど動かさない。
かなり重いし、少なからず燃費にも影響するはずだけど…。



車の性能を重視する

基本設計からくる性能は、その分野では完成しているわけです。
・走りを求めるならスポーツカー系。
・高速移動が多いならツーリング系。
・家族が多いならファミリー系。
・道なき道を行くならクロカン系。
スポーツカーは荷物も積めないし、快適性も損なわれます。燃費も悪い傾向になる。
ツーリングカーはそれらの中間を良いとこ取りしたような存在です。
ファミリーカーは移住性と快適性を重視しているので、スポーツ走行には無理がある。
クロカンは悪路に強い。クロカンじゃなければ進めない道がある。
これらの目的に特化した性能を持つので、ここを間違うことはないでしょう。

ここから先は、自己満足というこだわりだけなんだ。
ここは、自分が車に求める性能が何か? によるでしょう。
各社でそれなりに商品があるので、好みになるでしょうね。
メーカー違いで迷ったら現物確認と試乗してみるしかありません。
それで納得した方を選ぶしかない。
※車の操作は車幅よりも、ホイールベースが長くなると難しくなる。
そのぶん直進安定性は向上します。

同じクラスのコンパクトカーを見に行った。
どちらも見た目は気に入った。
…乗り味やハンドルの操作感が違う。視界も違う。
ブレーキのタッチ感や、段差を乗り越えた時の挙動も違う。
特に足回りのセッティングには好みがある。(運転の仕方や癖)
なので、必ずそれぞれ試乗してみること‼︎
毎日使うならなおさらだ。
自分の感性と異なる車を操縦するのは、結構なストレスになるものだ。


性能は一長一短なので、全てを一つには出来ません。
これらは方向性が異なるため、自分の求めるものを選択する他にない。
各メーカーの性能差は僅差である場合が多く、それ以外はデザイン割合が高い。
※圧倒的な性能差があるのであれば、それ以外の選択肢は無いのだから。



安全性を重視する

最近は安全第一を発信する時代なんで、切り込んでいきましょうか。

そりゃ誰だって、より安全な車が良いに決まっています。
ただし100%安全な車というのも、この世に存在していません。
想定される範囲内での安全性を手に入れるしかないのです。
その範囲内をしっかりと線引きすればよいのだ。

例えば、
戦車と正面衝突したら、助かる車は存在しません。
同じく飛行機と衝突してもダメです。

これは物理の法則なのだ。
そうすると非現実的な話ではなく、現実的な安全性の確保を意識するしかない。

細かい話は抜きにして、車の衝突安全性能は
軽→小型→普通→高級→中型→大型になります。これが物理だ。
物体のエネルギーは質量と共に大きくなる。プラス運動エネルギー(速度)。
これは拳銃の弾丸がわかり易いかと。弾丸のエネルギーで殺傷。

つまり、自分が何にぶつかるのか? だけの話。
相手が戦車なら、何でも即死。
相手が人なら、自分は助かる。
という結論になる。

質量とエネルギーはイコールの関係になるので、壁にぶつかれば大型がキツい。ってこと。
(重い質量を支えるために、より多くの質量を使って強度を保っている)
そうするとよく言われていますが、軽自動車はキツいんだよね。ぶつかる前提だとね。
でもね、それ言ったらキリが無い。だから、自分が気に入った車が良いと個人的に思う。
万が一に備えて助かりたいというなら、やっぱり現実ラインは高級車あたりになるんだけどね。

互いに時速200kmで正面衝突(エネルギーが逃げない)したら、どっちも助からないんだが…。
車の原型が残っていたとしても、その衝撃に生物は耐えることが出来ないのだ。
生き物としても、細胞も、限界が存在する。内臓だけでなく、眼球も破裂するしね。
だから極論で言えば無理がある。絶対的な安全は無理なんです。
(質量が同等くらいの衝突なら)

ここは助かる可能性の線引きをするしかありません。
軽自動車が時速100kmの100tクレーンに挟まれたら全てが終わるってこと。
100tクレーンの時速が10kmだったら、軽自動車でも助かる可能性がでてくる。
そうすると、軽自動車が50ccバイクに前後を挟まれてもほぼ助かるってことさ。
時速150kmの100tクレーンと、時速150kmの軽自動車が正面衝突したら…。
軽自動車は10000%の確率で即死。クレーンは…死ぬ確率はゼロだろうね。となる。
かすり傷すら負わない可能性もある。それだけ、質量差というのは大きいんだよ。

そもそも強度重視ならアルミ素材は使いません。なら鉄を使うしかないんで。
わかりやすく言えば戦艦とか、戦車とか、大型トレーラーの荷台とか。
アルミは比重が鉄の1/3と軽く、そこそこ強度があって放熱性があり使い勝手がいいだけです。
車重は燃費にも影響するしね。軽くて丈夫=絶対的な丈夫ではない。言い方だけ。
アルミ製のビルやタワーってないでしょ? そりぁ、鉄を使うしかないんだよね。
飛行機は飛ぶでしょ? 軽くないと飛ばない。で、アルミと樹脂なわけ。
一応、ジュラルミンはアルミでは強いほうなんだけど、工業ベースで言えば所詮はアルミ。

車が木造住宅に突っ込んでも、助かる可能性が高い。(木は車より強度が低い)
ブロック塀でも助かる可能性はとても高いでしょう。
ただ、鉄筋コンクリート住宅に突っ込んだら、助かる可能性は低い。(鉄筋は車より強度が高い)
そのまんまだけど、強い方が勝つのです。コンクリートは圧力に強いんで。


TVのCMでは軽自動車だって安全だって言ってますよね?
そりゃそうだよ。単独事故ならね。
そもそも、自分だけなら質量が少ないんで、慣性エネルギーも少ないんだから。
(トレーラーなどの大型車は、その逆なんで自損事故でもキツい)
事故の相手が大型車やクレーン車って、CMで言ってないでしょ?
騙しではないけど、本質を知らない相手にわざわざ教える必要もないからね。
事故に不利だよって言ったら売れなくなるし。笑

さすがに昔の車と、現在の車がぶつかったら現代車の方が有利ですよ。
物理的性質もあるけど、そもそもの基本設計が違うんで。

自動車は事故を起こします。
その前提で設計されている。
予防性能を高めるのは重要なのだが、衝突事故に不利な車は存在します。
・軽自動車(前後左右の生存スペースが狭く、質量の小さい車)
・フロント、リアスペースの無い車(生存スペース、衝突エネルギーを吸収できない)
・横幅の無い車(上と同じで、生存空間が無いんだよね)

それらを踏まえて、自分の納得できる安全性能を求めるしかないんだ。キリが無いけど。
モノコックだろうが、ラダーフレームだろうが、キャビンが残ろうが行き着く先は同じです。
可能性基準の話だけ。

車は地面に接地して走るので、前後左右の事故を考えています。
生存スペースを確保しやすい大きい車、車重のある車は設計的にも強くなる。
自分の質量を支えるため、全ての部品の強度が上がると思ってよい。

天井は衝突する前提では作られていないので、
1tくらいの落石があれば、何に乗っていてもほぼダメでしょう。



※余談。
車のピラーって知ってますか?
特にAピラー(フロントガラスの柱)はね、とても強度が高く設計されているんです。
もちろん車内の生存確率を上げるためなんだけど、その反面は相手に優しくないんだ。
自分が横断歩道を歩いている、自転車に乗っているとします。
前からノンブレーキの車が突っ込んできたとする。

その場合、生身の人間が助かる手法としては、
自分からフロントガラスの中央に飛び込むしかありません。
車の前面では、ココが一番強度が低いからです。

間違っても、Aピラーにぶつかってはいけませんよ。
頭なら即死。
背骨なら、一生歩けなくなります。
…、まぁ覚えていて損はないかと。





売値(リセール)を重視する

初めに言えば、大衆車に価値はありません。
大衆車というのは大量生産品であり、希少性という価値がないんですね。
ダイソーの100円商品が100万になることはないのだ。これは基本中の基本だ。

現代はカーボンニュートラル押しなんで、
ハイパワーの旧車が値上がりを続けています。V12なんかは特に希少だ。
(廃ガス規制とか燃費問題とかあるんで、昔のエンジン車は発売できない)
だから限定車や特別仕様車には価値が付きやすい。そもそも数が無いんで。

それ以外の価値を求めるとしたら、需要以外にないでしょう。
人に必要とされていれば、そこにはお金がついてきます。
ボディカラーの白や黒が人気があるというのは、需要があるからだ。

現段階ではコロナや半導体の問題があるので、そもそも新車が遅れています。
そこで車が必要な人は、中古車を買うしかない。
そうすると、人気車種は値段が上がります。これがビジネスというもの。

世界基準で言えば、日本の高級車は需要がある。だから盗まれる。
レクサスやランクルなんかは典型的な例ですが、それは世界基準で需要がある車だからだ。
盗難防止の記事はコチラ

安い車と大衆車に、リセールは期待できない。
リセールを望むなら、その価値を見極めなくてはなりません。
逆に言えば、価値があれば初期費用を相殺して安く乗れるということでもある。

※ご参考までに
車には価値があるのだが、その価値には基準がある。
一般的にはあまり知られていませんが、
【レッドブック・イエローブック・シルバーブック】がある。
これらが車の査定額の基準となるのだ。
ディーラーの下取りは基本レッドブックであり、【クソ安く‼︎】引き取られてしまいます。
情報弱者だと、いわゆる最安値の叩き売りとなる。

なので一番簡単でメリット大なのは、【一括査定】をすること。
各業者が訪れるので面倒に感じるかもしれませんが、これが一番高くなるんだよ。
面倒は一瞬なんで、一気に終わらせちまおうぜ‼︎
各業者を同じ時間に呼んで、一発で競合させるのがいい。

ディーラー下取り5万円。
一括査定で20万円。

…面倒一回で15万円の差。
たったの30分働いて15万円?
時給換算で30万円だよ?
そんくらい、働いてください。笑




中古車や外車はどうなの?

まず、中古車。
良いも悪いも、判断はとても困難になります。
メーカーの設計要件を満たしているかどうかは、中古車の時点でわかりません。

あえて言うなら、価格が高い方が間違いないでしょうね。
価格が安価なものに、価値は無いと書きましたよね? これが世界のルールなんで。
価格が高い店は、メーカー直結か、大手中古車販売店になります。
価格が高い分、補償もしっかり付帯しています。

逆に相場より安ければ、何かがあると思っていいでしょう。
保証も無く、数ヶ月でミッション載せ替えなんてこともある。プラス50万はかかるよ。
所詮は中古なんで、前ユーザーがどう扱っていたかなんてわからないのだ。
安心、安全、信用はお金に直結します。ここを理解していないと失敗する。
事故の修復歴は、しっかりした販売店なら隠さずに開示します。
そんでね、試乗は必ずした方がいいですね。

見た目が綺麗でも段差を乗り越えるたびに、
車からキシミ音が出るなら、ボディにガタがきています。
車のボディはスポット溶接で組み立てています。
このスポット溶接は、言葉の通りで点接着しているのだ。
※足回りもそうだが、色々と異音が多い車はオススメできません。

点接着は負荷や金属疲労により剥がれます。
ある程度は剥がれても問題ない設計なんですが、剥がれる時点で強度は落ちます。
つまり、ガタがきているということになるのだ。
※レクサスはスポットポイントが多いはず。
高級車は異音を嫌うし、普通に大衆車よりも強度が低いとかありえんでしょ?

板金や塗装は適切な光源が無いと判断が難しい。(ムラが見えない)
野外に置いた中古車で、曇りの日で、しかも素人に判断できるはずがありません。
エンジンが吹けないなら、誰でもすぐに判断できるでしょう。
MT車なら1速〜3速がスムーズに入るか? (負荷の高いシンクロギアが故障していないか?)
AT車ならスムーズに変速するか、一定速でジャダーが発生しないか?
(試乗などの短時間で判断するのは難しい。なので補償が欲しいところだ。)
バンパーやボンネット、ドアなどの繋ぎ目に段差が出来ていないか?(事故の形跡)
自分のできる範囲内で、現状を確認することが望ましい。



そして外車。
典型的な例は、ドイツ御三家になります。
ベンツ・BMW・アウディってやつね。

よく言われるのがアウトバーン設計とか。
昔は確かにそうでしたよ。20年前なら間違いなくそうでした。
車は鉄で出来ていますが、厳密に言えば同じ鉄でも違いがある。
同じ比重でも強度も耐久性も違います。コレも事実です。
添加物を加えたり、処理工程の違いなど、ノウハウを持っているのがドイツ。
確かに、ドイツは優れた技術力があります。医学もドイツだよね。
今でも衝突安全性能は、ドイツ車の方が一歩有利かも知れません。

なんだけど、
結局のところ、良し悪しは個人的な納得で良いんじゃないですかね?
現代の技術力で言えば、高速でベンツやBMWにも対抗できる日本車はあります。
一昔前では、足が違うとか言ってたけど、今の日本車も変わったよね。
スポーツカーのカタログにもあるけど、某外車データとの比較データを記載したり。
それ以上の能力を持つ車は、日本車にも沢山あるのです。
なのでステータスや価値観(イメージ)は個人の主観の方が大きいと感じる。
自分が納得するのが一番だ。なんたって、車は嗜好品なんだから。

外車じゃないと手に入らない性能は、絶対的な差はなく、微々たるものでしょう。




まとめ

ザックリと書いてきましたが、
車は工業製品であり、移動手段という価値の提供と共に、会社の利益を生み出す商品である。
各社の強みなどをあーだこーだ言ってますが、好みと言えばそれ以上でも以下でもない。
個人の主観で、自分が『コレ良いな‼︎』を選べば良い。嗜好品なんだから。
車雑誌の専門家の意見とか、自分で作れもしないのに何の専門なんだろうね?
自動車メーカーでもないのに。メーカーから優遇されているステマ?笑

コレはビジネスなんで、大衆車をメイン収益の柱としているのか、高級志向で高利益を
狙うのかは各社スタンスの違いと言えます。開発費用や製造ラインの投資額も違うものだ。
なので、個人が求める全てを満たすようには作られていません。無駄に高くなるしね。
もちろん、ターゲット層の求める商品に近づけようとマーケティングはしています。
会社の頑張りによる原価低減は抜きで、ただ高利益率の車は消費者には損と言えるのかもね?
軽自動車専門の会社は利益を稼ぎづらい。なので販売台数を伸ばさないと経営は厳しくなる。
※高級車も軽自動車も必要経費は、そこまで変わらないので。
売れるものなら高級車にシフトしたいってのが、全てのメーカーの本音です。
高級車の方が利益率が高いんだ。

グレードやオプションの違いはあるものの、車種が同じなら基本性能も同じです。
なので内装が安っぽいとか、このグレードが欲しいと思うのは、メーカーの利益戦略の通りだ。
走行性能、ボディ剛性、衝突安全性能などの基本性能は全く同じ作り込み。
(低グレードは微妙に使い勝手が悪く、高グレードは痒い所に手が届く利益戦略なのだ)
自分でそれを付けるか、カーショップで同機能を付けられれば安く済みます。


最終的に自分が『車に求める』ものは何か? になるわけです。
車はあなたが設計して作っていないので、あなたの求める全ては手に入りません。
・自分に必要な機能
・自分が求める機能
・自分が譲れないポイント

上記だけはしっかり把握しておきましょう。
優先順位を決めて、その総合ポイントが高い方が納得感があります。
同じく失敗と感じることが減るでしょう。

そのようにして、自分の基準で選ぶ商品が車なのです。
価格が違うものの、化粧品やスマホと同じ。
沢山の情報がありますが、他人の評価を気にしていても時間の無駄だと思うんだけど…。
※どれだけ調べても、全て納得のいくものなどあるはずないんで。


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