アダルトチルドレンの種類とダメジローの思い

『生きづらさ(AC)』あるある



以前、『アダルトチルドレン』という言葉の由来について説明しました。

    詳しくは、別記事のアダルトチルドレンとは何者か?をご覧ください。


 今回はその種類と特徴について、簡単にご説明します。
なぜ、こんなにも色々な種類があるのか?


ダメジローの見解を先に言うと、

機能不全家庭で育つと、アダルトチルドレンになる可能性が高くなります。
その過酷な環境で育つ子供は、精神的に追い込まれる事になるので。

つまり、子供としては『その家庭に足りない要素を補い、生き延びよう』という動物の本能を発動するのだ。
  『足りていない要素安心・安全ではないと判断する』
違うのはそれぞれの方向性であり、それが個々のタイプになります。

ダメジローの幼少期を振り返えると、確かにそうだったと感じます。
この環境を察知するのは、肉体ではなく精神だから。





この他にもあるのかも知れませんが、アダルトチルドレンの代表者は以下になります。

ヒーロー:親の期待に応える必要があり『高い使命を持ち、神風覚悟の頑張者
スケーブゴート:家族を繋ぎ止めるために『自らが犠牲となり悪者をチョイス』
ロストワン:自分が家族に負担をかけないよう『自分という個性を世から消し去る
ピエロ:地獄のような険悪を打破しようと『道化で平和を築く気遣い屋
ケアテイカー:苦労している家族を助けるため『ひたむきに世話役として生きる』
イネイブラー:頼りない両親や兄弟を『自己犠牲に徹し、懸命に支える忠誠心を持つ』
プラケーター:家族の我儘や愚痴をひたすら聞く『プロの子供カウンセラー

※この代表例を詳しく語ると、文字数がとんでもない量になります。
なので、ダメジローは得意の割愛を発動する。
解りやすく説明しているサイトも沢山あるので、ぜひ検索してみてください。

 ダメジローは【ヒーローピエロプラケーター。】がいたと思います。
また不思議な事に、幼少と社会人(成人)になってからでは代表者と順番に違いがある。

厳密には、社会人の序盤と、職責のある立場になるまでの過程において違いが出る。
 幼少:メインがピエロ。サブがプラケーター。たまにヒーローです。
 成人:ヒーロースーパーヒーローになり、ヒーロー以外は旅に出た。


 今は、ピエロはどこかへ旅立ちましたので、おちゃらけることは200パーセント無い。
同じく、プラケーターも新規顧客を開拓しに行ったようです。他人の愚痴なんて聞きません。


 いかがでしょうか?
あなたは、どのタイプでしたか?

実際には、最低でも【2つ】は該当しましたよね?

ダメジローは思います。
1つ】なら、たぶん、アダルトチルドレンではないよ。
1つ】なら、機能不全家庭ではないよ。たぶんね…。
1つ】でアダルトチルドレンと言うなら、

地球上の人間は、
アダルトチルドレンって名前でよくね?って思う。


 1つしか当てはまらないのなら、それはその人の個性だと思います。
自分という個性をしっかりと表現できています。

 アダルトチルドレンは、本来の自分ではない【別の人格】を形成しています。
その能力を駆使して、生き延びようとします。





 なんて言うかな。
ん〜、なんと表現したらいいのか。

 やっぱりね、悔しいんだよね。悲しいと言ったらいいのか。
親だって人間だし、自業自得もあれば、理不尽な理由だってあっただろうよ。
それが精一杯だったかも知れんけど、それ以前に『子供は親を選べない』じゃないか。
ダメジローは数十年前の出来事だったけど、今この時間も、そうやって苦しんでいる
子供がいるのだと思うと、やっぱり悔しいし悲しい。

 非常に残念なのだが、その時代で機能不全家庭も変化しているのだ。
その時代の流れ、習慣、流行り、当たり前も変化していく。
この不確定要素は永遠に無くならないということなんだ。
だから、その時代に必要とされる適応能力にも違いがでる。
…、この世から無くならない問題なんです。

 子供は感性が豊かであり、動物としての優しさに溢れている。
だから、その家庭に足りない要素を察知する能力が高いと思っています。
そして自身の持つ優しさで、その機能不全の改善を試みるのだ。

 とても可哀想だ…。
不可能な事とわかっていても『アダルトチルドレン』が生まれない世界を望みたい。
子供は子供だもの。何一つとして、悪くないもの。
ダメジローはもういい歳になって、この考え方を身につけて、限界を乗り越えて、
こういう視点で観られるようになったけど。

 実際、ダメジローも親をものすごく憎んだ。
(自分がアダルトチルドレンだと認識したときは、殺意すら覚えたよ)
今では、憎むっていうか、あんまり真面目に相手にしてないイメージかな?
基本的な思考回路や言動が、昔も今も変わらず、さすが毒親様のままなので。笑

※ちなみに、カウンセラー(カウンセリング)によっては、毒親を許す事によって?
アダルトチルドレンから解放される。みたいなやり方があるようですよ。
気になる方は調べてみるのも良いと思います。
たぶん、ダメジローにはあまり効果がないと思う。



 ちなみにアダルトチルドレンにはジャンルがあるというダメジロー論。
①機能不全家庭で育った影響でのアダルトチルドレン。
②教育不足で社会に適応できないアダルトチルドレン。
③社会に出てからも自己成長できないアダルトチルドレン。

アダルトチルドレン=体は大人で精神が子供。
※機能不全家庭から出たら、あなたが正常な家庭を築けば良い。
教育不足や自己成長できていないなら、自分で学ぶしかない。
それが大人というものだ。


 特に、機能不全家庭のアダルトチルドレンには、沢山の種類が存在します。
実際には『代表例』以外にもあるんじゃないかと思っています。

 肉体と違って精神要因なんで、見た目では解らない『アダルトチルドレン』
の種類が多数存在するんじゃないですかね?
そこの家の足りないものを補う。足りないものは家ごとに違う。と解釈しています。
それが世界基準なのか、日本基準なのか、地域基準なのか、家庭の話なのかだけだ。
世間一般的、一般社会では通用しない、個々の偏った特性を持つ人たちである。
これは十人十色と言えるのではないでしょうか。

 そうすると、心のケアの仕方も多岐にわたって存在すると思うんです。
種類ごとの基本はあるんだろうけど、可能な限り正解に近づけようとするならば
個人の特性を理解しなくてはならない。
素人が上から発言で申し訳ないですが、カウンセラーはココを意識するんでしょうから。
又、同じことを言う気がするのですが、


最後は自分しだいだと思う。
ダメジローが『ヒーロー』だからそう思うとかではなく、
自分を理解できるのは、現実的に自分しかいないからです。



 急がば回れって言葉がありますけど、
こっち系の問題は急いでも何も回んないんで、焦らずじっくり時間かけましょう。
自分と向き合う以外にないんじゃないかな。


 克服と言うと少し大袈裟ですが、現状よりも良くすることはもちろん可能です。
まずは己を理解する。
そして少しずつでも良いので行動に移して行けば、
アダルトチルドレン特有の、生きづらさは無くなると思っています。
※思考のズレを修正し、人間とは何か?を最低限理解出来ればという事です。





人生は一度きり。
・現状のまま暮らす。
・未来を切り開いて暮らす。

 それらも、自分で決める事だ。
何事も、知らないと始まらないからね。

 生きがいにはコミュニティも必要なものだ。
生涯を独りで暮らし、生きがいを得られる人は稀である。


血の轍という漫画は典型的な毒親である。

これを読めば、毒親の本質を理解し、
・なぜ毒親が生まれるのか?
・毒親の毒は個人で形成されるものなのか?
・なぜアダルトチルドレンは遺伝するのか?
・依存とはどのように生まれるものなのか?
・子供は親の感情をどのように受け止めているのか?
上記を多少なりとも理解することができるでしょう。
※一例であって、全てが当てはまるわけではないです。

 世の正しいとされる育みを得た人からすれば、なんでそうなるの?
なんで自分で気が付かなかったのか?
と思うでしょう。

 コレが怖いところなんですが、
子供は親からしか学べない環境にある。
知識の無いまま洗脳されるということ。

 アダルトチルドレンの【人の顔色を伺って生き延びる】という能力の弊害は、
常に自分ではない他者のために生きていることだ。

 いつも言っているが、学んでほしいのだよ。
過去は変えられないが、学びから知識を得て、未来を切り拓いてほしいのだ。

 この本のエンドは、決して恵まれたものではない。
そのように社会で孤立する、適応できずに孤独を抱えている人も少なからず存在しています。
そうした現実に悲観するのではなくて、受け入れて学んでください。




 アダルトチルドレンは、基本的に情報弱者の塊なのです。
それは自分だけでなく、自分の親もそうなのです。
これは自分で気が付かないと、代々引き継ぐものと言われています。
(その価値観を伝承するので)
だから、今ここで学んでください。
それ以外に、アダルトチルドレンから脱却できる選択肢はないのです。

ダメジローには、ダメジローのやり方があった。

あなたには、あなたのやり方がきっとあるはずです。



 アダルトチルドレンはしょうがないですよ。
当時はまだ子供だった、あなたには防ぎようがない。
幼少期の家庭の問題は、親の責任です。

 でも、勘違いしてほしくないのは、社会に出たら自分の責任なんだ。
悔しさもあるだろうけど、もう子供じゃないんだ。
あなたがすでに社会人なら、ここからはあなた自身の問題だよ。

”どうやって、前に進むか考えるべきだと思う”
                by:ダメジロー


上記以外に道は無いのだ。

ということは、
ここから、自分の人生がスタートするぞ‼︎




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まずは現状から逃げてください。
逃げるとは、生きる道を探す事です。
それが動物として正しい判断だ。
(野生動物は皆んなそうだ。最後まで生きるために逃げる、生きるために戦う。)

アダルトチルドレンは情報弱者です。
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ぜひ、後悔のない判断をして頂きたい。
ダメジローは自分が情報弱者と理解し、改善する思考を得たのだ。
だから、ダメジローが申し上げます。


そして、お願いがある。
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