アダルトチルドレンは受け継ぐものと言われています。
(幼児虐待などもそうらしいですね…)
機能不全家庭なんだから、当たり前にそうなるのだろうか?
その環境で育つと、全員がそうなってしまうのだろうか?
残念だが、兄弟もアダルトチルドレンだ。
兄弟の種類としては『ロストワン(いない子)』が1番近いと感じる。
しかし、本人は自分がアダルトチルドレンだと気づいていないようです。
またヒーローとは違い、このタイプは自ら開拓するという視点は無いように見える。
※個人差はあると思います。ダメジローはこちら→ヒーローの特徴 (ダメジローver.)
ロストワンの特徴
そう思うのはアダルトチルドレンを知った時であり、もう大人になってからだ。
ダメジローはヒーローだが、兄弟は何だろう…?
幼少時はどうだったのか?思い返しても、ロストワンではなかった気がするのだが。
まぁ、ダメジローも大人になってからヒーローなんで、社会に出てからが本領発揮なのだろう。
実際に、年に1回会うかどうかくらいだが、生きづらさを抱えているようには見える。
自分や親戚を含め、全員が世帯を持っている。兄弟のみが独身だ。
仕事も他の人達は、教員だったり社会的立場がある。
ダメジローも大企業勤めだった。
兄弟はフリーターのようだ。すなわち、非正規社員だ。
そのように、責任を受け止められない精神を持つ場合があるようだ。
※もちろん全てのフリーターや非正規が該当するわけではない。
夢を追いかけている途中や、それを自ら選択している人もいる。
引け目を感じているようには見えるし、周囲と比較して、
自分が劣っていると認識している様子があるのだ。空気感というのか。
話のレベルと言ったらよいのか、思考レベルと言うか、社会的な立場のある人達とは
経験が違うのでしょうがないのだが、周囲と差があるのは確かです。
そもそも、経験というものはロストワンと関係がない。
だがロストワンは、それを気にかけてしまう思考を持っているのだ。
20代の頃すでに兆候は出ており、母親と同じ価値観を持っていたと思う。
母親と同じ考え方を持った、コピー人間が出来上がったと表現したらいいのか…。
行動も同じだった。誰かに頼る。自分は責任を取らない。言う事は立派。
社会では通用しない人間になっていた。都合が悪くなると、その場からいなくなる。
都合が悪くなると、消えた存在になるんだ。
それがハッキリでたのが40歳を超えた時だった。
人生の半ばを迎えると、私生活でも責任の所帯が出てくるからだ。
祖母の葬儀で挨拶があった。田舎のルールで男が取り仕切ると決まっていたのだ。
ダメジローが先に挨拶をした。ダメジローはヒーローだ。
その場その場で完璧に任務を遂行するように、身体にプログラムされている。
もちろん事前準備をしており、完璧に成し遂げた。ヒーローにミスは許されないから。笑
それを目の当たりにしたロストワンは…。
仮病を開始した。自分には完璧な遂行が無理なので、その場から消える事にしたようだ。
いい歳なのに、喉が痛くって声が出ないと…。責任を全うするのが社会人だよね?
体調が悪くても、やらなくてはならないことは完遂するのが社会人です。
(感染症などは周囲に影響を及ぼすため、その場から消えなくてはなりませんが…)
緊急の理由がない限り、周囲もそれに気づかないはずがない。
みんな、社会を生き抜いてきてた大人なのだから。
普通の人間なら、やりきるよ。
上手い下手の話ではないのだ。
自分がやるべき事は、やるのだ。
やらなくてはならないのだ。
やることだけやれば、それでいいのだが…。
どうやらロストワンには、それができないようだ。
※全てのロストワンに該当するとは言い切れません。
ロストワンに言いたいこと
ダメジローはロストワンではない。
なので、どういう考えや心理が働いているのか?想像しかできない。
実際のところ、解決策も判らない。
ただ、自分の兄弟を見て言える事は、下記になるだろう。
・親の期待に応える必要はないのだ。それは義理でも義務でもない。
・自分は自分で良いのだ。他人と比較してはいけない。それが自分だから。
・価値のないプライドを捨てろ。それは自分を阻害する以外に無い。
・考えすぎるな。結果を先読みするな。それは、自分だけが気にしていることだ。
・先人を見習え。自分に無いものは吸収しろ。それを盗むのは、悪い事ではない。
・社会で生きられる知識を得て、行動しなさい。それだけは必要なことだ。
・自分の安全を確保するのは本能だ。でも、そこまで警戒しなくても生きていける。
・何に対して、何を諦めているのか? 自分で決めつけて諦めているのか?
・実力は失敗という経験から得ることができる。それが自分だけの正しい歩み方だ。
・恐れから逃げるな。震えながらでも乗り越えてみろ‼︎ そうすれば、新しく道が開く。
・自分はダメだ…。という呪縛を植え付けるな。それは親の価値観を基準にしているのか?
・寂しさというトラウマから、自分を解放さなさい。
※親にかまって欲しかったのは理解できます。その悲しさや寂しさも分かります。
愛情が足りないと感じたかも知れない。
それは何故か? 何故そのように感じたのか? を、今は理解しなくてはならないのだ。
自分の内面にある原因を色々と理解し、納得し、そして前に進まなくてはならない。
→自己カウンセリングの極意
一応、本人には伝えておいた。
余計なお世話だろうが、お前はアダルトチルドレンだぞ?って。
そしたらすぐに、俺はアダルトチルドレンじゃないって返ってきましたが…。
まぁ、本人が言うのだからいいんだけど。っうか、意味解ってねぇな。
社会で生きられなければ、どうなるのか?
現実はあるからね…。世の中は、現実で成り立っているからね…。
社会の適応障害ってさ、全員じゃないにしても親の影響がほとんどだよな。
ってダメジローは思っています。
その理由と、今までの事例をわかり易く説明したつもりです。
直接言うのはさすがに気が引けたので、後日メールにしてみました。
後は、本人の問題だと思うので、これ以上の深入りはしていません。
ダメジローの管轄外なので、今回はコレと言った白黒判断が出来ません。
まぁ、自己肯定感が恐ろしく低いのは間違いないですね。
トレーニングとして、この記事はどうだろうか?→恥を正しく知る。
アダルトチルドレンの中には、『生きづらさ』に加えて『社会で通用しない』人がいます。
なぜ生きづらく、なぜ社会で通用しないのか?を正しく理解できていない人です。
思考回路がズレているため、本人は無駄に悩んでおり、円形脱毛症の人も見ました。
これは悪循環であり『適応障害』に繋がりやすいと、個人的には思っています。
(個人的な意見なんで、医学的根拠はありませんよ。ただそう思うだけです。)
何に対しても極端に適応できない場合、色々と苦しいし、色々と不利になります。
・苦しい=無駄に悩むことになる。(意味のない思考で悩んでも、結果は出ないものだ)
・不利=社会で通用しない。(世間、会社、人に認められづらい。理不尽をもらい易い)
ロストワンである兄の行動を見ていると、上記の対象になる可能性が高いと感じます。
変に真面目で、変に解釈し、変に考え、変に悩んでいる。
それは無駄な苦労だぞ? もう少し、ズル賢いという言葉を真に受けてみようぜ‼︎
あとね、
行動できないので、現状が変わるハズがないだろ?
自分の都合が悪い事から逃げていては、成長に繋がることもないだろ?
責任を取らないんだから、他人から信頼を得ることもできないだろ?
そりゃ〜、何も変わるハズがない‼︎
この世の悲劇を自分ひとりで背っているつもりなのか?
その思考だと、アダルトチルドレンから抜け出せませんよ?
そもそも、アダルトチルドレンという自覚がなければ、
アダルトチルドレンから脱却することはないでしょうね。
何が普通で、何が当たり前なのかが分かんないんだから。
ここは知識の一つとして、何かしらのお役に立てれば幸いです。
アダルトチルドレンの種類。
↓ダメジローには、ピエロも存在してました。
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