自分以外は変えられない

『人生』あるある





このフレーズを聞いた事があるのではないでしょうか?

それは、親でも、恋人でも変えることはできないのだ。
自分が正しいことを言っているのに、なんで解ってくれないのだろう。
何回も言っているんだから、もっとこうしてくれたらいいのにな…。
なんで口で説明しても理解できないのか?
もっとああして欲しい…。そのような空気感を出している。

でもそれは、あなたの望みであり、相手には関係ない事なのだ。
相手は、あなたではないのですよ。
あなたも、相手ではありません。

この考え方は私生活だけではなく、仕事にも言えること。
つまり人間と関わる以上は、誰にでも発生し得る基本的なことです。

自分がマネージメントする立場になった時、最初にぶつかる壁が『人を管理』することだ。
その『人を管理』するとは、どういうことなのか?
(仕事の場合は、この基本原則を踏まえた上で戦略も必要になる)


これまで、ダメジローのピエロ編でも『共依存』ついて触れました。


変えられるものと、変えられないもの

自分が変えられるもの=自分自身です。
あなたは、あなたの意思で変わることができます。
自分の判断と決断で、行動することができる。
それが自分というものであり、自分という個人の特権です。

自分が変えられないもの=相手(他人)です。
あなたが、相手を変えることはできません。
相手の判断や決断、そして行動を、あなたが決める事は不可能だ。
ここで変えられるのは、相手との『関係』だけです。
相手にも、個人の特権があるからだ。

今までを振り返って、どうでしょうか。
何に悩んできましたか?何が苦しかったですか?
相手が自分の思い通りにならないことですか?
無駄にイライラして、疲弊していませんか?



自分が変えられないものを、変えようとしませんでしたか?
なんで、相手は理解してくれないのか。
なんで、相手は言うことを聞いてくれないのか。
なんで、相手はもっと親身になってくれないのか。
※この記事はアダルトチルドレン向けです。
ですので、ビジネス手法や視点では書いておりません。


自分が変えられるものを、変えてこなかったのではないですか?
自分が行動すればよかった。
自分が判断すればよかった。
自分がもっと、相手の話を聞くべきだった。

私生活だけでなく、仕事にも活かせる視点だと思います。
(仕事ならルール化した方が早くて効率も良いですが)
相手の考え方や人生観を、あなたが変えることはできません。
アドバイスやキッカケを与えることは出来ますが、最終判断は相手が決めます。
それはもちろん、相手が決める事だからです。

逆に、あなたがどうしたいかは決める事が出来る。
それは、あなたの人生だからです。

自分の人生を変えたいなら、その手法を学べばいいと思う。
必要なその術を学んでください。

自分の知らない事は、できないからです。



何を変えたいのか

・生きがいや目標を見出せない。
・良いか/悪いか以外で考えられない。
・失敗するのが怖い。
・人に嫌われるのが怖い。

・捨てられたく無い。
・自分が解らない。
・人に尽くしてしまう。
・嫌だと言えない。

人それぞれだとは思いますけどね。

それで、自分はどうしたいのですか?
自分は、何を変えたいのですか?
自分の問題が何だか解っていますか?

他人を中心として生きてきたアダルトチルドレンであれば、
程度にもよるが自己喪失しており、このような状態になります。

ダメジローも、本当の自分は何をしたいのか?
解らずに悩んだことがあります。
その時は、俺は何かがぶっ壊れてるんだな?と焦りましたけど…。

自分の人生を生きていないため、自分を素直に表現できないのです。
自分を消して生きてきたから、自分が分からないのです。
何を表現したいのかさえ、見えなくなるのですよ。
自分の些細な感情には、自分のことなのに気がつきません。

でもね、まだ大丈夫です。
ダメジローも、ぶっ壊れてると思ったけど壊れてなかった。笑

本当の気持ちは、隠れているだけなのです。
何も無いわけではないのです。

喜怒哀楽を意識して、今日の日記を書いてみましょう。
1週間続けて、その後に読み返してみてください。
※自分が感じたことを出来るだけ詳細に残そう。
他人に見せるものではないので、表現がくどい文でも良い。
・お腹が空いたので鳥弁当を食べた。ソボロが甘辛くて美味しかった。
・テレビを見ていたら眠くなったの昼寝をした。
・外で鳥がガーガー鳴いている。カラス?怒っているのか、仲間を呼んでいるのか?


あなたが気づかなかった自分の感情。
今この瞬間、自分の感性は何を感じ取っているのか?
あなたの素直な気持ちが、見え隠れしていますから。
些細な事からで良いので、自分を取り戻そう。

感覚や感情は生きています。
何かを感じるということは、生きているからです。

まず、自分を知る事から始めよう。スタート地点に立つのだ。
自分を変えるには、自分を知る必要があります。

自分を知ることができれば、他人を知ることができるということだ。



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