感動とは何か

『人生』あるある


人はどんな時に感動するのだろうか?
心が動かされるキッカケは何か?
心が震える、心が躍る、心が揺れ動くなど。
※記事にした勢いは自分でも認めるが、これは完結しそうにない。
これは学者の論文テーマですね…。


ダメジローが初めて感動を覚えたのは、幼稚園の遠足の時だったと思う。
バスの中で、海は広いな〜大きいな〜と合唱しながら海へと向かったのだが、
その海は想像を遥かに超えていたと記憶している。

生まれて初めて見る海は、果てしなく壮大だった。
こんなに大きな水溜りがこの世に存在するのか? 何だコレは‼︎
永遠へ続く先が見えない海というものに、とても興奮したのを覚えている。
好奇心からか、得体の知れない海にワクワクが止まらなかった。

※感動の定義はあって無いようなものです。人によって違うし、良し悪しでも無い。
なのでこの記事は理論や理屈ではなく、精神論で書いていきます‼︎
目に見えない心の感じ方の部分だけに…。



欲求を満たした時

子供の頃、でっかいクワガタが欲しかった。なんだかカッコいいと思っていたから。
(周囲の子供にカッコいいと洗脳されていたと言うか…)
懐中電灯を手に、夏休みには夜な夜なノコギリクワガタを探していた記憶がある。
その他にも、蛍を捕まえて部屋に放す→電気を消すとなんだか不思議で幻想的。
虫って光るのかい? コレがホタルかぁ〜‼︎

大人になってからは資本力もあるため、物欲としての欲求が続いていく。
(子供の頃は貧乏だったしね、しかし結果貧乏になる)
欲しかった服や時計を買ったり、バイクや車を買ったり。
子供も大人も、自分が求める物を手に入れた時には心が躍る。

欲求を満たすことで、満足感を得られるのだ。
これは言い換えれば、自分の期待に応える達成感でもある。

カッコいい人と付き合えたら、それはとても嬉しいことだ。
(交感神経の高揚と言うらしいです)

心が嬉しい、心が満たされる。
これも感動の一つだと思います。

満足するという事は、『心を納得させる・落ち着かせる』ことができる。


初めて・最期の経験をする時

子供の頃って、大人になってからよりも感動が多かった気がします。
それは単純に経験が少ないからだと思う。
初めての体験する事は刺激となって感動に繋がりやすい。
歳をとったダメジローは年々、感動が少なくなってきているように感じています。

初の受験に受かった時、初任給を手にした時、初の一人暮らし。
初めて食べたものが、とても美味しく感動する。
初めて見た湖、海、山、雲海を貫く御来光。
初めて行く観光地もそうだし、海外旅行は特にそうだろう。
絶景、食べ物、異文化。言葉も通じないし、色んな意味で刺激がある。

ダメジローの感覚では『清々しい感動』と表現したらいいだろうか。
何とも言えない、爽やかな心が寄り添っている感じです。


そして逆の意味では、終わりを理解している時も同じだ。
それらは、人の刺激となり記憶に残そうとする。
・最後の晩餐
・最後の旅行
・最後の会話

悲しさ、切なさ、悔しさ、歯痒さ。
これが最後だと理解した時、人の心は動かされる。
現実を受け止めなくてはならない、自分を納得させなくてはならない。
それでも前に進まなくてはならないと、自分の心を動かすからだ。




自分に無いものに惹かれる

ここのジャンルで言えば、大人になってから感じる部分ではないだろうか?
子供の頃なら、天才キッズ以外はあまり見えない視点だと思います。

様々な葛藤を覚えるようになり、その対処や適応力を見習ったりする。
自分と比較したりして、この人は凄いなって思ったりします。
人としての外見で、美貌やスタイルに憧れを持つ。
苦労人からお金持ちになるなど、社会的に成功した人に憧れを抱く。
そのような考え方で組み立てるのか、そんな視点があったか‼︎など。
様々な人々を惹きつける人間力もそうだ。

又、想定外の能力を目の当たりにしたり、こんな世界があるんだと認知した時など、
視野が広がる時にも感動を覚えたりします。
自分に無いもの、知らないもの、それが自分に刺さった時に心が動く。

気づき(発見)=感動である。



定番は夢・希望・勇気

子供の頃、天空の城ラピュタは積乱雲の中にあると信じていた。
夏休みに入道雲を見ると、ラピュタが来たと興奮していたのだ。
ここは子供に与えたやロマンという感じだろうか?

同じくクリスマスにはサンタさんを待っていた。
ちなみに、プレゼントが鉛筆とジャポニカ学習帳だった時、サンタをとても恨んだ‼︎
(期待からの裏切りというギャップで、感情が怒りに変化‼︎)


試練を乗り越えようとする姿
努力が報われた時、そして努力が報われないのを目の当たりにした時。
壁にぶつかっても逆境を乗り越えようとする姿、必死に立ち向かう姿。
強い信念を持った生き様は人々を魅了する。
それが簡単ではないことが、容易に理解できるから。

スポーツは感動を与えやすい
他者を寄せ付けない圧倒的な強さは、人々に勇気を与える。
挑戦者が泥臭く立ち向かう姿も、人々に勇気を与える。
勝ち負けという勝敗はあるが、そこに辿り着くまでの大変さがある。
どちらも勇敢であり、真剣勝負というのは心に響くものだ。

歌は人の心に刺さる
歌は人の感情を揺さぶり感動を与える。
受け取り側とシンクロし、勇気や希望となる。
楽しさ、嬉しさ、悲しさ、辛さ、寂しさ…。
今の自分の感情に刺さる。だから、全員ではない。
その世代、時代、環境、タイミングで差がある。

ダメジローにできる事
同じ境遇の人々に、希望と勇気を与えたいのだ。
だから、世の中の全員には届かないし響かない。
それでも誰かの役に立つなら、ダメジローは決して諦めない。
※痛み、悩み、哀れ、惨め、恨み、悔しさ、絶望…、それらを知っているから。


まとめ

人間は感情の動物である。
又、他の動物のように嫌な事はやらないが通用しない。だから苦しい。
好きなことでも仕事になってしまうと、それはとても辛く苦しくなるものだ。

感情があるからこそ、感動を覚えるんだ。
だから弱さもあれば、強さもある。

誰でも嫌な事はやりたくないし、辛い経験はしたくない。
でも、避ける事ができないという現実がある。
感情のバランスを補うため、それが物欲に向かう人もいるでしょう。

誰だって、他人に優しく、自分に厳しくという理想はある。
清く正しく、人間としてすばらしい人になりたいという思いはあるだろう。

ただそれは、修行僧のような薔薇の道であり、仕事や日常生活の中にある
さまざまなストレスが自分の良心を蝕んでいる。理解していても余裕がないのだ。
行動するには度胸も根性も必要だ。自分に不必要な負荷をかけることは容易くない。

だから、それでも自分を奮い立たせている人。
夢に向かって邁進している人には、感情が揺さぶられ感動を覚えるんだ。
それはとても大変なことだから…。(感情が共感する)

上記は全て、自分も頑張ろうというエネルギーを貰える。
感動とは、自分ではない誰かから(や自然も含め)頂く、心のエネルギーだと思っている。
(感情に関係する記事はこちらです→喜怒哀楽を殺すな






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